尾崎豊特別展 OZAKI20に行ってきた感想

原宿ラフォーレミュージアムでやっている、尾崎豊展に行ってきました。
内覧会では、尾崎豊さんの息子さん尾崎裕哉さんが「僕が僕であるために」を歌われたそうです。

非常に簡単ですが、続きに感想を。

 

 

 
 

「尾崎豊特別展」OZAKI20公式サイト
http://www.ozaki.org/

公式Facebook
http://www.facebook.com/pages/尾崎豊特別展-Ozaki20/369521533116334

 
 
場所は、原宿ラフォーレ6Fのラフォーレミュージアム。
9月7(金)〜19(水)まで。

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホールでも、
2012年10月10日(水)〜25日(木)まで開催するそうです。
詳しくは、公式サイトでご確認を。
 
 
僕は当日券をセブンイレブンで買って行きましたが、
現場の入場口でも売っているようでした。

チケットを渡して入場すると、おおきいパネルが。
皆さん写真を撮っておられましたよ。

 
僕は1.5時間ほどで全部回ることが出来ました。

今回も500円で音声案内ヘッドフォンを借りましたが、
中々分かりやすかったです。

 
田島照久さんが撮影された沢山の写真、
机やギター、手書きのノートや絵などが展示されています。

写真は尾崎さん本人もすごく気に入っておられたそうで、
撮影や出来上がりをいつもとても楽しみにされていたそうです。

 
ギターはGibsonセミアコが飾ってあり、
Ovationのギターの方が頭にあったので、あれと思ったんですが、
音声案内にてライブでは使っていなかったとのこと。
なるほど。

 
僕が一番気になったのは、印刷されたカラーのライブチケット。
当時はそういうのがあって写真アルバムに一緒に入れたりしてて。
何だかすごく覚えてる。

そういったビジュアルやデザインなどを含めたイメージ戦略を、
当時からすごく考えていたそうです。

カラーで印刷されたライブチケットとか今もあるのかな?
何か今はもうコンビニで印刷してもらって、とか、
そういう感じになったのでちょっと寂しいな、と思ったり。

 
後半端末で、未公開映像や音声を聞くことが出来ます。
幾分並ばないといけなかったので、
そこがちょっと混むかもしれないなと感じました。

 
 
カタログとチラシです。
カタログにはプロデュースをされていた須藤晃さんと田島照久さんの対談や写真が載っています。
カタログ限定版には、以前ジャケット大賞で見たPLAYBUTTONが使われていました。

 
 
展示を見ながらいろいろ考えてたんですが、
僕が好きな曲はなんだろう、強いて言うなら、

I LOVE YOU
ダンスホール
シェリー
街の風景
OH MY LITTLE GIRL
Forget me not
僕が僕であるために
太陽の破片

などでしょうか。

 
男性はもちろん、女性が歌ってもはまる曲も多いな、と。
なので、昔からたくさんの人がカバーされてますよね。

小田和正さん、Mr.Childrenさん、宇多田ヒカルさん、miwaさん、
加藤登紀子さん、斉藤和義さん、岡村靖幸さん、etc…

 
 
僕は「盗んだバイクで走りだす」や「校舎の窓ガラスを割る」などの表現を、
『生きる気持ち』として受け取っていたので、
もともと歌詞に対する取っ付きにくさは無かったです。

それよりも何よりも、言葉選びの面白さや曲の良さが際立っていて、
ファーストアルバム「十七歳の地図」を聞いたときは、
本当に素晴らしいアルバムだと思いました。

 
とてもとても昔のことだけど、今でもよく覚えています。

 
曲もそうなんですけど、
いい声だなとか、長い曲だなとか、叫んでる、とか。

カセットテープの聞き取りにくいラジオの声だとか、
その形や色や手書きの曲名。

14型ブラウン管テレビに映るライブビデオの映像とモノラルの音声。

その時、隣に誰がいて、どんな話をして、
雨が降ってたとか、ラジカセのボタンの押しにくさだったり、
何か、そんなのばっかり覚えてて。

 
多分、そういう時代だったんだと思う。

 
 
尾崎豊さんの歌を聞いた僕は、それまでも、その後も、今の今まで、
バイクを盗んだり校舎の窓ガラスを割ることは、無かった。

 
歌は、今も歌ってる。

 
 
眞鍋 弘嗣 ( @manabehirotsugu  Hirotsugu Manabe