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SWITCH 特集細田守監督 おおかみこどもの雨と雪はこの世界を祝福する を読んだ感想

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雑誌SWITCHにて
おおかみこどもの雨と雪はこの世界を祝福すると題し、
細田守監督が特集されていました。

お目当ては、宮崎あおいさんの朗読。

簡単ですが、続きに感想を。
 

 

 
140ページほどの60ページほどが特集記事。

おおかみこどもの雨と雪は僕も公開直後に観に行ってきました。
とても好きな映画です。
感想はこちら

 
その、おおかみこどもの雨と雪はもちろん、他作品のことや、
細田守監督、役者さん、スタッフさん、著名人のインタビューや対談、
などが掲載されていました。

 
「河童のクゥと夏休み」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!大人帝国の逆襲」「カラフル」の監督の原恵一監督との対談では、背景美術や演出の事などお話されています。

 
中でも、両監督作品で声優をされたことのある宮崎あおいさんに関して、
お二人とも大絶賛の様子。
細田守監督は、カラフルを見て、宮崎あおいさんにお願いしたいと思われたそうです。

 
その宮崎あおいさんがおおかみこどもの雨と雪を朗読しているCDが付いています。

内容は、花が田舎暮らしの家を決める場面。

 
文言の取捨や言葉選びに関してはこの際置いておいて、
前半は急いでいる印象がありますが、
中盤から後半にかけて耳に馴染んできてすごくいい。

 
宮崎あおいさん、いいわ。
声はもちろん、舌っ足らずになる感じとか、表情もとてもいい。

当たり前だが「ここに決めました。」がもう、花そのままだった。

 
僕は昔から「声」というもの自体に異常なほどの愛着があり、
好みの声を聞いたときに心がザワつくんです。

誰がどうだ、とか、この声帯はうんぬんとかそういうのは分からないんですが、
とにかく、どうしようもなく惹かれてしまうのです。

映画「ソラニン」の歌声もすげえかっこ良かったし。
 
声は力だ。
 
 


この、ルイヴィトン店頭で流されていた、
「Louis Vuitton 『SUPERFLAT MONOGRAM』」も細田監督の演出だそうです。
村上隆さんがぼくらのウォーゲームをみて依頼されたそうで、雰囲気似てますね
動画右下の花みたいなマークで480pにしてね
 
 
そんな、細田監督が演出された作品の紹介も簡単に載っているんですが、
例えば、デジモンアドベンチャー劇場版やぼくらのウォーゲーム、
おジャ魔女どれみドッカ~ン!のどれみと魔女をやめた魔女の事など。

 
ハウルの動く城の監督を降板されたことも少し触れられていました。

この件は聞いたことはありましたが、
もちろん、僕には真相は分かりません。

細田監督は、自分の力不足だった、
監督失敗で二度と映画を作るチャンスが失われたと絶望的な気持ちになった、
とここでは語っておられます。

 
 
どれみと魔女をやめた魔女はその復帰後に発表された作品。

僕はこの作品をみて強く心が震えるを感じたのですが、

それが、
あの30分弱の映像の中に込められた光が、
絶望から来たものだったのか、と。

その生々しさと共に、妙に納得してしまっている自分がいました。
 

その後、細田監督は、
「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」後、
東映を出てフリーとなり、「時をかける少女」「サマーウォーズ」を経て、
「おおかみこどもの雨と雪」に至るとのことです。

 
 

 
 
最近、人や作品、モノや文化の歴史が気になっています。

例えばそれは歴代武将や大きな事件だけじゃなく、
誰が、どういった時を経て、どんな人と出会い、
何が好きで、何をどう作ったのかとか。

そういう事の一片でも触れられたことが、非常に興味深かったです。

 
先日のブログ「Pen+大人のための藤子・F・不二雄を読んだ感想
でも思いましたが、こういうのを見ると、各作品について、
もっともっと深く知りたくなってしまいますね。

 
取り敢えず、もう一回観に行かないとだな。
 
 
眞鍋 弘嗣 ( @manabehirotsugu  Hirotsugu Manabe

 
 
 

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