本ページは広告を含みます

【ネタバレ注意】劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想。

スポンサードリンク

【ネタバレ注意】劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想。

 

京都アニメーション最新作「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見に行ってきました。

傑作です。

泣きまくってしまいました。

 

【ネタバレ注意】
続きに、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見た感想をネタバレありで書いています。ネタバレが気になる方、内容を知りたくないという方など、絶対に続きを見ないでくださいね。

 

▶︎Youtubeに感想動画もアップさせて頂きました

 

 

●     ●     ●
 

【ネタバレ注意】劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想。

 

本当に大好きな作品です。改めて思いました。

自分は、テレビ版、外伝、そして本作の劇場版と見てきましたが、ちゃんと終わらせてくださって感謝しかないです。

 

とにかく、エンターテインメントとして素敵すぎます。

エンタメ作品として最高に面白くて、それが本当にうれしかったです。

絵も素晴らしく、音楽から、声優さんのお芝居から何から何まで素晴らしいです。

躍動感だったり、背景の美しさだったり、それはテレビ版の時からそうですが、本当に素敵でびっくりします。

 

ぶっちゃけ、ファーストカットと行って良いのでしょうか、デイジーの一連の場面で既に吸い込まれるようでした。

 

そして何より、全編通して、ドラマチックすぎます。

本当に素敵な作品です。

嗚咽が出てしまうほど、泣きじゃくりました。

初めて劇場であれだけ泣いたのでは、というぐらい泣きました。まじで号泣です。

いや、劇中なので堪えてはいましたが、マスクの中も顔もぐちゃぐちゃでした笑

 

●     ●     ●

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -

 

【ネタバレ注意】ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の感想。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝を見に行ってきた感想です。京都アニメーション作。2019年。

上記、外伝の感想でも書きましたが、僕は本作品の世界観が大好きなんです。

中世ヨーロッパの辺りなのでしょうか、でも文字は独自の文字だったり、ヴァイオレットの手もサイバーパンク?スチームパンク?のような機構になっていて、非常に深い世界観です。

途中だった電波塔がちゃんと完成していたり、手紙ではなく電話が主役になりそうな感じになっていたり、あの世界観での時間軸の動きが見られたのもとてもうれしかったです。

 

何より凄いと申しますか、引き込まれるのは、展開やカットが頻繁に変わる訳ではなく、長回しと申しますか、1カメでおっかけたり、1シーンを引きで繋げたり、そういった流れを遮らない演出?が目を引いたことです。

これは、自分が思っているだけかも知れませんが、展開やカットを頻繁に変えて衝撃的な感じにするのではなく、丁寧に物語を感じてもらいたいから、そういう風に時間の流れが自然に感じられるようにしているのでは無いかと感じました。

そして、それは大成功している、と申しますか、じっくり作品に引き込まれる作りになっていて、大正解な演出?作り方?魅せ方?だと感じました。

 

●     ●     ●

 

物語に関しては、テレビ版から続く時間軸の流れがそのまま劇場版に続きます。

なので、初見の方は、ネットフリックスやBD/DVDなどでテレビ版をみていただくのが良いかと思います。

 

内容については、僕が多くを語るまでもないと思いますが、とにかく安心しました。

ヴァイオレットちゃん、良かったなあって、心底、思いました。

 

僕はどの映画を見る時も、いつもほぼPVも見ずに、ほぼ事前知識も入れずに見に行きますので、ギルベルト少佐が生きているのか、死んでいるのか、あまり良く分からずに本作品をみました。

だから、ホッジンズ社長がヴァイオレットちゃんに、少佐が生きているかも知れない、と告げる時のその嬉しさというか、戸惑いというか、そういうのがとても良く伝わってきて、何と言いますか、愛おしかったです。

ほんと、ドキドキしました。

 

僕は、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは絶対に幸せになるべき人だと思っていたので、物語の終わらせ方も、何もかもが納得でした。

完璧な始まり方で、完璧な終わり方で、それも凄いと思いました。こんな完璧な終わり方の作品、あまりないのではないかと思います。

感謝しかないです。

 

●     ●     ●

 

ユリスとリュカの物語がそのまま、少佐とヴァイオレットにも置き換えることも出来るし、自分自身にも思い当たる節はありますし、なので、そういうことは現実でもあることなのだと思います。

だから、そういうストーリーも含め、上記しましたが、少佐とヴァイオレットの物語があまりにもドラマチックで、愛おしくなってしまいました。

悲しくて涙が流れたのは確かなのですが、愛おしくて涙が流れたのも確かです。

 

ホッジンズ社長がギルベルト少佐に言った一言は、あの時、その場にいる誰もが叫びたかった言葉でしょう。

だけどもギルベルト少佐の想いも分かります。

それはとても重いもので、一人で背負うには辛すぎます。だからこそ、二人で分け合うべきなんだと思うのですが、そう簡単には行かないのかも知れません。

 

それをこじ開けたのは、ホッジンズの言葉と、ディートフリートの優しさと、ヴァイオレットが書いた手紙だったのだと思うのです。

ヴァイオレットが書いた手紙には、当時からは考えられないほどの成長が見られたのでしょう。

たくさんの美しい言葉や、情景や、想いが綴られており、今日までどのような人生を歩んできたのかを感じたのかも知れません。

 

会いたかった人に会えることは、現実では中々無いことだと思うのです。

少なくとも僕の経験では。

ただ、会える日が来るまでに、自分自身を成長させておくと申しますか、ちゃんと届けられるようになっておかなきゃいけないんだと、本当に、心から、心底、思いました。

 

●     ●     ●

 

ある意味で、こういう作品を丁寧に丁寧に創り上げることが出来る、という所に京都アニメーションの強さがあるのだと感じました。

ドラマチックな物語ではありますが、それは日々の生活に準じた日常があってこそなので、だからこそ、あの丁寧な世界観や街や自然や人物などの描写が必要なのだと思うのです。

 

届けること、というのは本当に難しくて、それを丁寧に上手に出来るのはある種の文化の創造であるし、誰にも真似できない特異な才能の現れだと思うのです。

それは、手紙から電話に変わっても、手書きからCGに変わっても、リアルからオンラインに変わっても、何も変わらず、人同士の繋がりを表現しているものだと思うのです。

 

仮に『あなたが大切だ』と言う時に何を使ってどう表現するかというのは、その人や文化そのものを表現していると思うんです。

僕は本作品を見て、人はやはり表現することからは逃げられないのだと思いましたし、それはまさに本作品で京都アニメーションが証明していることで、だから僕は凄く嬉しかったし、感動もしたし、逆に言うと少し心配になったりもしました。

今後もずっと応援し続けます。

でも、無理だけはしないようにして頂きたいと思いました。

それでも、無理をしないとこのような素敵な作品はできないのかも知れません。

だから、これからも僕は皆さんが作った作品を見に行って、その感想をブログに書きます。

ヴェイオレットが手紙を書いたように、僕に出来ることは、それだと思うからです。

 

●     ●     ●

 

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想、という題目の記事なのですが、感想を書くのが難しい作品です。

例えば、物語の流れやストーリーの結末を書いたとして、何一つ伝わらないのではないかと感じています。

 

だから、一度見て頂いて、体験して頂きたい作品です。

ヴァイオレットの言葉や、行動や、心情の変化は、逆説的ですが手紙では表現できない場面もあると思います。

僕にも、言葉にできないものが沢山あります。

それは、ラストシーン近くで、まさにヴァイオレットがそうなってしまった場面と同じなのかも知れません。

 

あの場面に全てが表現されているような気もしました。

本当に、心底素敵なシーンだと思いました。

 

もし、未見の方がいらっしゃったら、テレビ版第一話から外伝、そして、劇場版まで、絶対に見ていただきたい作品です。

ゆっくりで良いので、いつか、必ず、絶対に見て頂きたいです。

 

 

●     ●     ●

 

最後になりますが、劇場版もそうですが、テレビ版も外伝も本当に素晴らしくて、本作品群を思い出だけに留めておくのではなく、一つの証として、それこそヴァイオレットが切手になって永遠に生き続けているような、そんな道標として胸に刻んでおきたいと思います。

素敵な作品を創って下さって、本当にありがとうございます。

 

監督を始め、スタッフの皆様、関係者の皆様、本作品に関わった全ての皆様、本当に素敵な作品をありがとうございました。

これからも多くの方々に、ずっと愛され続ける作品だと思います。

僕も、ずっと愛を感じられる作品に出会うことができて、本当にうれしかったです。

ありがとうございます。

 

P.S.パンフレットが売り切れで買えなかったので、いつか、なんとかして手に入れたいと思います笑

P.S.2 ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見て、誰かに何かを使えたくなったら直ぐに、大切な人や、大好きな人や、ご家族やご兄弟やお友達にお伝えして下さいね!もし私みたいにお友達があまりいらっしゃらない場合は、SNSや、私みたいにブログなどに書くのも良いかも知れません!笑

ヴァイオレット・エヴァーガーデン – 公式ホームページ

http://www.violet-evergarden.jp/

ヴァイオレット・エヴァーガーデン – 公式Twitter

x.com

 

▶︎Netflixにて「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビ版と外伝が配信中です。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン | Netflix
元軍人のヴァイオレット・エヴァーガーデンが見つけたのは、手紙を代筆する仕事。手紙を通して触れる様々な人の気持ちが、愛を知らない彼女の心に優しい光を灯す。

 

▶︎本編をネットフリックスか、BD/DVDで見ていただきたいのですが、5分で分かるヴァイオレット・エヴァーガーデンも公式公開されています。ぜひ。

 

▶︎劇場版の冒頭10分も公式公開されています。

 

▶︎Youtubeに感想動画もアップさせて頂きました

 

▶︎京都アニメーション様の「お別れ そして志を繋ぐ式」に参列して参りました

京都アニメーション様の「お別れ そして志を繋ぐ式」に参列して参りました。
京都アニメーション様の「お別れ そして志を繋ぐ式」に参列して参りました。

 

▶︎【ネタバレ注意】ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の感想

【ネタバレ注意】ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の感想。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝を見に行ってきた感想です。京都アニメーション作。2019年。

 

▶︎【ネタバレ注意】「聲の形」を見に行ってきたよ!

【ネタバレ注意】「聲の形」を見に行ってきたよ!
京都アニメーション、山田尚子監督の最新作「聲の形」を見に行ってきました。 原作は読まずに劇場に向かいました。 映画を見て、その後、原作を全て読んでの感想になります。 一言で言うと、すごくいい映画なので、たくさんの人に見て頂きたいです。 同時...

 

▶︎【ネタバレ注意】新海誠監督作品まとめ。遠い世界から天気の子まで紹介と感想など。

【ネタバレ注意】新海誠監督のほぼ全過去作品の紹介と感想など
新海誠監督の作品・アニメーション・映画・展覧会などの感想・紹介まとめ。遠い世界、Ys II ETERNALのOPムービー、彼女と彼女の猫、ほしのこえ、笑顔、雲のむこう、約束の場所、秒速5センチメートル、猫の集会、星を追う子ども、だれかのまなざし、言の葉の庭、クロスロード、君の名は。、天気の子、すずめの戸締まり

 

▶︎アマゾンプライムビデオで見られるオススメ作品の感想と更新情報

【2024年10月度版】アマゾンプライムビデオ特典作品と、更新スケジュール確認方法。
Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)プライム特典の新着作品更新スケジュール確認方法とオススメ作品を書いております!30日間で追加された作品と、30日以内にプライム会員特典ではなくなる作品を見る方法になります。

 

▶︎大好きな短編アニメはこちらにまとめております

おすすめ短編アニメーション名作10選まとめ
自分が実際に見た事のある短編アニメーション、短編映画、ショートアニメ、ショートムービー、OVAなどから、名作、感動した作品、個人的に大好きな作品を10作品強備忘録的にまとめてみました。素晴らしくて面白い短編アニメばかりです。どの作品も数分で見られますので、皆様も是非!</

コメント

スポンサードリンク