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「寫眞館」の感想

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寫眞館

なかむらたかし監督の短編アニメーション「寫眞館」をシネ・リーブル池袋に観に行ってきました。

僕は、この作品好きです。

簡単ですが、感想を。

 

「寫眞館」は17分の短編アニメーションで、同じく石田裕康監督作品の18分の短編アニメーション「陽なたのアオシグレ」と同時上映です。

陽なたのアオシグレの感想はこちら。

 

 

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寫眞館

●寫眞館/陽なたのアオシグレ 公式サイト

「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」公式サイト
スタジオコロリド、モード・フィルム製作オリジナルアニメーション2013年最新作。「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」公式サイト

●公式Twitter

https://twitter.com/studiocolorido/

 

 

あらすじ

時は戦前。丘の上で写真館を営む主人の元には、色々な人々が訪れる。ある日訪れたのは一組の夫婦。婦人は恥ずかしそうに下を向くばかりだったが、写真館の主人はあの手この手で婦人の笑顔を写真におさめた。だが翌年、その夫婦と共にやってきたのは、ムスッとした彼等の愛娘だった。主人は必死に笑顔を引き出そうとするがー。主人と少女の交流を、時代変遷と共に描く、ノスタルジックアニメーション。(公式サイトより)

 

 

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なかむらたかし監督の今

寫眞館/陽なたのアオシグレ

始まってすぐ僕は、この映画好きだ、と感じました。

分かる分からないというような作品じゃなくて、もっともっと優しくて肌に近い映画だと感じました。

平面に描かれた絵本のような見た目もそうですし、心情も丁寧で分かりやすいと思います。

ただ、最後の行動だけは、各自に想いを委ねられているのかも知れませんが、僕はその場面から受け取ったものを自分の中に大切に置いておきたいと思いました。

 

言葉では中々難しいので、是非沢山の人に観ていただきたいのですが、何というかすごく美しいです。美しい映画です。

 

気負ったり気を張ったり、もちろん、もしかするとそういうことがあったのかもしれませんが、見ている僕からすれば、非常にいい力の抜け具合で、非常にいい塩梅でこちらに届いてきていました。

音楽もすごくいいし。

全体を覆う美しさだったり、というのは中々骨の折れる作業だと思うのですが、微塵も感じさせない凄さがある。

実は、これでも抑えられてるのかな、と少し感じました。個人的には、監督が表現したいと思われている、もっともっと深い世界も観てみたいと思いました。

 

なかむらたかし監督は「AKIRA」の作画監督、「パルムの樹」「ファンタジックチルドレン」で監督を勤められたそうです。

今、なかむらたかし監督がこの「寫眞館」を作られたということが相当意味の有ることなんじゃないかと、素人ながら感じずにはいられません。

それほど、素敵な映画だと、僕は思います。

 

 

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なくなりかけた「寫眞館」

パンフレットによると、この「寫眞館」の企画自体は、別スタジオのオムニバス映画の一つとして始まったそうなのですが、なんと、そこから除外されてしまったそうです。

何故だ…

その後紆余曲折の中、スタジオコロリドにて企画が復活、この度の上映となったそうです。

ビックリしました。

こういう事がよくある事なのかどうなのか、素人のぼくには分からないのですが、なぜ、この企画が除外されたのでしょう…。とにかく、世に出て良かったです。コロリドさん素晴らしい。

 

このような作品が世に出てくるうちは、まだ色々大丈夫なんだと、すごく安心できます。

 

 

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木村真二さんの背景美術

上記で絵本のようだと書きましたが、背景美術の木村真二さんが描かれた背景がとても素敵です。美術の西村美香さんと一緒に作業されたそうです。

木村さんは「鉄コン筋クリート」「スチームボーイ」「青の祓魔師~劇場版~」などの美術監督や、まさしく「サブレ」などのオリジナル絵本なども作られているそうです。

古い日本の風景のようなのですが、どことなく西洋の趣もあります。人形とか路面電車とか、あと遠目から見た街の風景とかも可愛くてすごく好きでした。

 

 

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「娘」が可愛い

寫眞館

画像を寫眞館公式サイトより引用させて頂きました。

 

そして何より、この娘が可愛いのです。

具体的な名前のない、この「娘」を中心に物語が進行していくんですが、この娘がめちゃくちゃ可愛いです。いつも、ムスッとしているんですが、可愛い。

中々いないんじゃないでしょうか、こういう表情のあるキャラクター。

「娘」で単独キャラクター展開してくれないでしょうか、とか勝手なことばかり書きますが、とにかく、めちゃくちゃ可愛いことは間違いないです。最近のアニメーションのヒロインの中でもかなり上位だと思います。

超上級玄人ツンデレですよ。

 

この「娘」が世に出てきてくれたことを考えても、企画が流れなくて良かったあ、と思わざるを得ません。

 

 

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音楽は市川淳さん

劇伴は、市川淳さん。市川さんは、柴咲コウさんや宮野真守さん、「確証〜警視庁捜査3課」や「ふたりはミルキーホームズ」の音楽、その他、数々の作詞/作曲/編曲をされている音楽家。まだ、詳しく聴けてなくて、だから、もっともっと聞きたいと感じました。

陽なたのアオシグレでも音楽を担当されているのですが、この「寫眞館」のテンション落ちない感じがほんと最高でした。

パンフレットによると劇中曲にシューベルトも使われており、ピアノを弾かれているのが市川さんなのでしょうか、とにかく、劇伴が重要な映画だと思うのですが、非常に馴染んでてすごく気に入りました。

寫眞館の音楽、素晴らしいです。

とにかく、市川さんの音楽をこれからいろいろ聞いてみたいと思います。

てか、警視庁捜査3課のメインテーマとかカルテットには少し足りないとかめちゃくちゃかっけえ

 

 

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最後に

寫眞館

分かる範囲で、感じたことなど書いてみました。雑文乱文勝手ばかりすみませんでした。

「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」両作品とも、本当に観に行ってよかったです。

 

なかむらたかし監督の「寫眞館」は17分、同時上映の「陽なたのアオシグレ」は18分の短編ですし、合わせても40分弱で見ることが出来ます。

なので料金は、大人学生に限らず、1日とか映画の日とかじゃなくても、いつでも1000円。

ただ、現在のところ公開している劇場が、東京の「シネ・リーブル池袋」、横浜の「ブリリアショートショートシアター」、大阪の「テアトル梅田」の3つしかなく、公開期間もあまり長くないと思います。

もっと上映劇場が増えて沢山の人に見てもらいたいな、と思いました。

お近くの方など、サクっと劇場で短編アニメーション映画を見られるあまりない機会なので、是非。陽なたのアオシグレ、寫眞館、両作品とも大人から子どもまで全年齢大丈夫な、素敵なアニメーションだと思います。いいアニメ見たなあってすごく思いました。

皆様も是非。

 

この二つの作品が連続で見られることもすごく良くて、何だか、スタジオコロリドで「陽なたのアオシグレ」チームと「寫眞館」チームが隣同士で製作されていたようなこともあったそうですが、それが互いにいい影響を与え合ったのでしょうか、2つの作品が対局に見えて重なる部分があったりと、アニメーションとはこうも奥深いものなのだと、非常に楽しい経験をさせて頂きました。
 

なかむらたかし監督を始め、関係者の皆様、素敵な映画をありがとうございます。

ここだけの話し、少し泣いてしまいました。

次回作も楽しみにしております。

 

 

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P.S.

寫眞館/陽なたのアオシグレ

シネ・リーブル池袋に初めて行ったんですけど、小じんまりとしてて昔行ってた劇場みたいな感じですごく気に入りました。i列の真ん中辺りで見てたんですが、すごく観やすかったです。

コメント

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