GoToイートキャンペーン開催中!詳細解説はこちらです!

【ネタバレ注意】「君の名は。」を見に行ってきたよ!

スポンサードリンク

君の名は。

新海誠監督の最新作「君の名は。」を見に行ってきました。

本当に、言葉にできないほど感動して、だから、全然冷静になれていないのですが、それでもなんとか言葉にしてみようと思います。

続きに、感想レポレビューなど、色々書いてみました。


【ネタバレ注意】
続きに、映画「君の名は。」を見た感想を書いています。一切のネタバレ無し、PVも特報ぐらいで本編を見に行くことがベストだと考えていますので、気になっている方は、この記事を読む前に是非劇場へ。公開直後ということもあり、まだ見ていない方にとってはネタバレになってしまうかも知れませんので注意してください。ネタバレが気になる方、「君の名は。」の内容を知りたくないという方など、絶対に続きを見ないでくださいね。

スポンサードリンク

君の名は。

「君の名は。」特報

 

君の名は。公式ホームページ
http://www.kiminona.com/index.html

君の名は。公式Twitter
https://twitter.com/kiminona_movie

新海誠監督公式ホームページ
http://shinkaimakoto.jp/

新海誠監督Twitter
https://twitter.com/shinkaimakoto

新海誠作品PRスタッフTwitter
https://twitter.com/shinkai_works

 

 

●   ●   ●
 

 

「君の名は。」を見た後の気持ちは、今まで感じたことのないようなものでした。

空だとか雨だとか、世界の美しさや儚さ、抱き締めたかったり、手を繋ぎたかったり。

何かを大切にしたい想いだとか、誰かに会いたい気持ちだとか、想いを告げてしまいたい衝動だとか、あの日の後悔だとか。

ひとりぼっちでガタガタ震えていた時の事を思い出したり、早く人に話したかったり、誰かと共有したかったり、分からなかった所を教えあったり。

無くしたものや、捨ててしまったもの、失ったものや、届かない誰かのこと。

勝手に涙がこぼれたり、夢を語ったり、あの人のことを思い出したり、そんな、久しぶりに、本当に自分は生きてるんだな、って、そんな気持ちになりました。

自分も、それでも精一杯生きて来たんだ、ということをやっと思い出すことが出来ました。

 

 

●   ●   ●
 

 

いままでの新海監督の映画と同様に、めちゃくちゃ面白いです。

今までの作品も桁違いに面白いけど、今回の「君の名は。」も圧倒的に面白いです。

ちょっと混乱しています。

あまりにも素晴らしすぎて。

 

映画の内容もそうなんだけど、”作家というものが本来どういうものなのか”というのを目の当たりにして、心底、圧倒されています。

新海監督は「君の名は。」の製作過程で出会ったであろう、たくさんの仲間の存在がフックになって完全に覚醒したんだと思います。それが、フィルムから溢れ出てるのがわかって、圧がすごい。

例えば、時代の捉え方だとか、時間の積み重ねだとか、構成の取捨だとか、演出の強弱とか、そういう所の凄さというのも今回完全に次元が違っていてずば抜けているんですけど、本来、作家が持つ”強さ”という面をさらけ出して、圧倒的な力技で見るものを完全に潰しにかかっています。

日本にいるすべての人が経験したであろう”あの日”つまり、東日本大震災や阪神・淡路大震災、他にも毎年のように起こるたくさんの悲劇をこういう形で、たくさん人たちが観られる大エンターテイメント作品に昇華することができる人なんて、いない。

でも、新海監督はそれをやった。

作家として。

しかも、時代性を完璧に捉え、現時点で出来うる最高の方法で。

それは、僕の大好きな、宮崎駿監督の「風立ちぬ」や、庵野秀明総監督の「シン・ゴジラ」 と同じく、たくさんの人々の気持ちを救うものだと、僕は思います。

 

 

●   ●   ●
 

 

その時、沢山の誰かが、沢山の誰かの為に、沢山の何かをしようとして、その沢山の美しさ中に、この「君の名は。」の原型や想いも存在していたのかも知れません。

その沢山の優しさこそが僕にとっては、そのすべてが、『まるで夢の景色のように、ただひたすらに美しい眺めだった』のです。

 

 

●   ●   ●
 

 

それに加え『君の名は。』は、新海誠監督の現時点での集大成だと、強く感じています。

例えば、思いつくだけでも、雑多な部屋の風景や音の『彼女と彼女の猫』、雨や空や携帯電話を使った『ほしのこえ』、眠ることで違う世界を見る『雲のむこう、約束の場所』、すれ違いを魅せる『秒速5センチメートル』、アガルタや人を救う事の代償を表現した『星を追う子ども』、視点の差異やミスリーディングを誘う『だれかのまなざし』、古い言葉の引用や先生の『言の葉の庭』、世界の半分や遠い街と都会の『クロスロード』など、あらゆる過去作品からの想いが受け継がれているように見えました。

だから、過去の作品を捨てたとか、否定したとか、今までのファンのことを考えていないとか、無碍(むげ)にしているという意見は間違ってると僕は思う。

新海監督は最初からずっと新海監督で、今回の作品でも新海監督だった。

変わったのは僕たちの方なのだ。

そして、変われなかったのも僕たちの方だ。

 

 

●   ●   ●
 

 

この作品で初めて、新海誠監督の作品に触れる方がすごく多いと思いますが、そういう意味でも是非、過去作品も見て頂きたい気持ちでいっぱいです。

その際は個人的に、『クロスロード』→『言の葉の庭』→『だれかのまなざし』→『星を追う子ども』→『秒速5センチメートル』→『雲のむこう、約束の場所』→『ほしのこえ』→『彼女と彼女の猫』と、時代を遡(さかのぼ)って見ていく事を、オススメします。一つ一つの作品を見るにつれ、深く深く、新海監督の世界に入っていけるんじゃないかと思います。

時間がなければ、「言の葉の庭」だけでも是非。46分です。

そしてその後、もう一度「君の名は。」を見て頂きたいです。

中には、非常に繊細な描写や複雑で詩(私)的な想いに溢れている作品があり、だからこそ、「君の名は。」の瀧と三葉の出会いに繋がったんだ、と強く感じるはずです。

思い出は、ずっとずっと心の中にあるものなのだと思います。

つまり、新海監督は、今回何らかの根本的な変化があって、急に凄くなったから、大ブレイクした訳ではなく、今までもずっと新海監督で、今作品も新海監督そのものだったからこそ、今回の大ヒットに繋がったんだと強く感じるはずです。

周りの様々な変化を新海監督自身が真正面から受け止めてそのまま、ありのままに表現した、と言えるのかも知れません。

下記に、公式的にアップされている、過去作品PV集を貼っておきます。

 

▶︎こちらは、過去作品を集めた公式PV集です。BGMは言の葉の庭の主題歌、秦基博さんの「Rain」。すごく素敵です。

新海誠 監督作品集&新作特報

 

●   ●   ●
 

スポンサードリンク

君の名は。の感想。

「君の名は。」特報

 

「君の名は。」は、ざっくり言うと、男女の心が入れ替わる物語です。

入れ替わっている間の記憶は無く、それをスマートフォンや、お互いの体に書いた言葉で、なんとか繋がろうとするのです。

映画が始まって最初の方は、その物語に忠実に則(のっと)って、見るものにそのストーリーをイメージさせて刷り込ませていくのですが、中盤「起承転結」の転の部分のフックが強く、僕は、そこで一気に現実的にも感情的にも強く引き込まれてしまいました。

『君の名は。』で、非常に重要なキーワード、言葉となっている『ムスビ』。

その一編でも理解するために、下記に小説版から少しだけ引用させて頂きます。

そういや、小説版にだけ出てくる、三葉の禁止事項がすごく良い。

小説版も面白いので、ぜひ。でも、映画を見た後に小説版を読むのがベストだと思います。

 

糸を繫げることもムスビ、人を繫げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ、同じ言葉を使う。

よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。それが時間。それが、ムスビ。

知っとるか。水でも、米でも、酒でも、なにかを体に入れる行いもまた、ムスビと言う。体に入ったもんは、魂とムスビつくで。

小説版「君の名は。」から引用。

 

悲しみはいつも突然やって来て、すべてを連れ去って行きます。

一緒にいられない絶望は、簡単に悲しみを超えて容赦なく僕たちに降り注ぐ。

それはまるで彗星のように。

ある種の美しさ、さえ持って。

 

その後、本当の絶望が襲ってきます。

大切だったことも、大好きだったことも、一緒に話したことも、風景も、夢も、言葉も、僕たちは簡単に忘れてしまう。

瀧や三葉がそうであったように。

 

でも、それでも、忘れられなかったことがあります。

心に深く刻まれて、痛くて痛くて、ふいに涙がこぼれてしまうこと。

それも、たくさんの思い出となって、僕たちに降り注ぐ。

それこそが、希望という得体の知れないものの正体なのかも知れません。

 

僕は、この映画で『絶望』と『希望』の両方を描いているのだと感じました。

絶望も希望も、痛くて痛くて、心が張り裂けそうになります。

そして、それでも、二葉を救うことは誰にも出来ませんでした。

『君の名は。』の根底に流れてる『死』という概念が、僕を引きつけ、今も離そうとしてはくれません。

 

 

●   ●   ●
 

 

たくさんの大好きなシーンがあります。

巫女の舞、彗星、祠(ほこら)、糸守、二回目の出会い、手のひら。

その中でも、僕が一番大好きだったシーンがあるんです。僕はそのシーンがあったからこそ、この作品はただ事では無い作品だが、確実に新海監督の作品であると確信することが出来たんです。

 

それは、三葉が瀧に初めて会いに行った、あの日です。

 

僕は、あの一日のために「君の名は。」があるのだと思いました。

あのシーンを作りたいがために、他のすべてが存在しているのだと感じました。

 

誰かに会いたいと思う気持ちは、時に絶望を超えるのだと、僕は思います。

 

その後、三葉はあの光景を見ながら、砕け散った。

こんな断絶は過去にも無いと思う。

 

これは、あなたの物語なんだと思います。

会いたい人がいるあなたの物語で、もう会えない人がいる、あなたの物語だ。

 

 

●   ●   ●
 

 

『いつか、ちゃんと幸せになりなさい。』と、奥寺先輩は言った。

タカキは、アカリは、今、幸せなのかな。

新海監督はどうだろう。

僕は、まだまだこれからだな。

 

三葉が髪を切ったのは、瀧に会いに行った日。組紐を渡したその手。

組紐を還(かえ)し、その手のひらに、瀧は、ある言葉を書きます。

 

人は、誰かに会うべきなのだと、思いました。

涙を拭って、前へ前へ進むべきなのだ、と、そう思いました。

 

いつか、ちゃんと幸せになるために。

 

 

●   ●   ●
 

 

それでもまだ、たくさんの謎やムスビも存在します。

組紐や、口神酒(くちかみざけ)、言葉、絵、風景、たくさんのものが三葉と瀧を結んでいます。

三葉の母と父ももしかしたら、入れ替わっていたのかも知れません。瀧と三葉が、たまにしか入れ替わらなかった原因は組紐にあったのでしょうか?祠と湖2つで、計3回。何年も前、その何年も前から何度も何度もムスビを繰り返して来たと言った表現もなされていました。

三葉の家系のこともそうですが、瀧が絵を描くことも僕は、とても神聖なことで、昔からずっとずっと人から人へと受け継がれてきたことだと思っています。

自分の仕事を見つけるために就職活動をすることも、電車に乗ったりバイトをしたりして毎日に奮闘することも、です。

そういう意味では、誰もが住む場所や時間や使命が違うだけで、そもそも僕たちに、そんなに違いはないのだと思います。

「君の名は。」、そんな、僕たちの物語でもあるのだと思います。

 

 

●   ●   ●
 

 

キャラクター自身の動きというか重量感や深重感、躍動感をもっと感じたいと思った方もいたかも知れません。

新海監督が世界に向けた全く新しい作品だと思う。でもそれに加えて、漫画映画の名残やその新しい解釈や新しいベクトルを見せて欲しいとも思ったりしました。

いろいろ意見も感想もあると思う。でも、決してつまらない作品ではない。絶対見て損はないと思う。2016年という今に公開されたこの「君の名は。」をちゃんと見ておいたほうがいいと思う。

そうなんです、いいことじゃないのかもしれませんが、僕にとっては、これからの何もかもを背負わせたくなるほどの素晴らしさだったんです。

 

 

●   ●   ●
 

 

「君の名は。」は、その描写の美しさや音楽の素晴らしさなどからも、とても馴染みやすく、新海監督作品を初めて見る方でも、普段アニメをみないような方でも、この作品で映画の楽しさを感じられるのではないかと思いました。

久しぶりに劇場に行ったり、その感想を語り合ったり、みんなで遊びに行ったついでに映画をみたり、一人でプレミアムシートで鑑賞したり、でかい画面でいい音で美しい映像美を体験できたりと、同時にそんな、楽しみも感じさせてくれると思います。

役者さんや声優さんも素晴らしく、何の問題もありませんので、そこが気になってる方も安心して物語に入り込めると思います。てっしーやさやちんも最高。なんと、さやちんは「聲の形」西宮結弦(ゆずる)役や、「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどか役の、悠木碧さんです。

男女の入れ替わりをここまでうまく表現できていることに、その友達や家族の心情をここまでうまく慎ましく表現されていることに、感動すら覚えました。メイキング、絶対見たいです。

僕は、土曜日のお昼に行ったんですけど、ほぼ満員でビックリしました。お客様は、カップル、女性のグループ、男性のグループ、男性女性お一人の方、子ども連れのご家族、と老若男女様々でした。男女半々ぐらいだったと思います。僕は一人でしたが、一人でも全然大丈夫です。いつもそうですが、今回も変わらず、何の問題もありませんでした。

BD/DVDが出るのもまだ先だと思いますので、久しぶりに、劇場に行くのもすごくいいと思います。

特に新海監督作品のファン方も、上の過去作品の紹介でも書きましたが、新海監督の溢れるサービス精神から随所に過去作品からの流れを感じることができますので、本作も絶対に楽しめると思います。

そして、新海誠って、、RADWIMPSって、、という方こそ、見て頂きたいとも感じています。

いろんな人に感想が聞きたくなる映画でもあるのだと思います。

 

 

●   ●   ●
 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

衝撃を受けるほどの素晴らしさだったため、溢れる想いを勝手ばかり長々と書きなぐってしまい、申し訳ありませんでした。

色々書いてしまいましたが、本当に、素敵で楽しい映画なんです。劇場で一人ボロボロ泣いてしまいましたが、本当にめちゃくちゃ楽しい映画なんです。過去作品のことや君の名は。のこと、少しでも伝われば幸いです。まだの方は、絶対に見に行ってみてください。「君の名は。」本当にオススメです。

 

みんな劇場で観ればいいと思うよ!

 

新海監督を始め、関係者の皆様、素敵な作品をありがとうございます。

僕は間違いなく、救われました。この世界がまた少し、素敵な世界になったんだと思います。

一人ぼっちでガタガタ震えていた僕に、将来この作品をみるんだということを教えてあげたいです。

 

早すぎますが、次回作がめちゃくちゃ楽しみです。

次回作も、大丈夫だと思います。

絶対、大丈夫です。

自分、なんか分かるんです。

全く根拠はないんですが、そういうの何故か自分、分かるんです。

多分そういうのも、ムスビっていうことなんじゃないかなあ、って、今はそんな風にも感じています。

 

●   ●   ●
 

スポンサードリンク

おさらい

「君の名は。」特報

 

君の名は。公式ホームページ
http://www.kiminona.com/index.html

君の名は。公式Twitter
https://twitter.com/kiminona_movie

新海誠監督公式ホームページ
http://shinkaimakoto.jp/

新海誠監督Twitter
https://twitter.com/shinkaimakoto

新海誠作品PRスタッフTwitter
https://twitter.com/shinkai_works

 

 

コメント

  1. 監督ファン より:

    すみません、君の名は。ってラストで二人結ばれてますよね?絶望など微塵もなく、彗星と糸の力によって時間を越え…あの二人だけが助かり、他の街の人の行方は分からず。
    私の解釈が間違ってるんでしょうか…汗。

    • まなべひろつぐ より:

      監督ファンさん、コメントありがとうございます!

      自分の解釈では、これが正解かどうか分かりませんが、
      最後の方に、他の街の人も助かった描写があったと思います。
      三葉たちがうまく街の人たちを避難させることができたのかな、と。
      加えて、さやかとテッシーも生存して、現代の東京で、瀧と同じ喫茶店にいる描写もあったかと思います。
      このことから、時間を超えた瀧と三葉の行動で、街を救う事ができたという事だと自分は考えています。

      ラストで二人は出会いますが、お互いを忘れているので、結ばれたのか、全部を思い出すのかどうかは見た人に任せる、という視聴者に委ねるラストなのかな、と自分は考えています。

      が、僕も、二人は結ばれる運命なのだと思います!

タイトルとURLをコピーしました