【ネタバレ注意】WUG新章第5話の感想。島田真夢が夢みたもの。
【Wake Up, Girls! 新章】
第5話「同じ夢を見てる」
まで1日5話初登場のキャラクター
水田綾(CV.安済知佳)
森名能亜(CV.高野麻里佳)
藤崎日向子(CV.甘束まお)https://t.co/6puACEfVUy #WUG_JP pic.twitter.com/vIpAGMcf4d— Wake Up, Girls!新章 (@wakeupgirls_PR) 2017年11月4日
こんにちは、まなべやです。
今日は、『Wake Up, Girls! 新章 第5話「同じ夢を見てる」』の感想を書いてみたいと思います。
ネタバレしかしていませんので注意してください。
WUG時系列
■2011/3/11 東日本大震災
■2014/1/10 劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』
■2014/1/10 テレビ版 『Wake Up, Girls!』全12話
■2015/9/25 続・劇場版『Wake Up, Girls! 青春の影』
■2015/12/11 続・劇場版『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』
■2014〜2015まで 漫画『Wake Up, Girls!リーダーズ』連載中
■2016ごろ 漫画『Wake Up, Girls! エターナル・センシズ』連載中
■2017/10/9 『Wake Up, Girls! 新章』
現実の時間の経過と同じくWUGアニメ内でも時間が経過しており、登場人物たちは歳をとっています。
第1期で中学生や高校生だったWUGメンバーも新章では、ほとんどのメンバーが学校を卒業しています。
第5話は、岩崎志保と島田真夢がドラマを通して、さらに気持ちが重なって行った回かなと思いました。そんな想いを軸にして、感想を少しづつ書いていきたいと思います。
感想
ニコニコ生放送やテレビ東京のあにてれで見逃し配信もやってるので、テレビで見る事ができない方も、誰でもネットで無料で見る事ができます。
最新話1週間無料の所も多いです。
各種ON AIR情報はこちら。
新章ネット配信してくれて、ありがとうございます。
実際の絵を引用させていただきながら、感想を書いていきたいと思います。
I-1clubがSステ出演です。
当然ながら、あれからWUGは出演出来ていないようです。
腐ってもI-1とはよく言ったもの。
奈落に転落した鈴木萌歌の足も治っています。
そもそも全治2週間ぐらいだったと思うのですが、元気な姿を見せてくれて嬉しいです。
この辺りの鈴木萌歌の絶望感や、岩崎志保の複雑な気持ちを追っかけないのは新章の色なのかも知れませんね。
新章はこれでいいと自分は思っていますが、いつかI-1clubの物語を追う日が来たら、がっつり描いて欲しいなと思います。
島田真夢と岩崎志保が主演のドラマ「夢みるふたり」の主題歌は、I-1clubの新曲『君とプログレス』です。
現実でも2018/1/31にシングル発売されます!
カップリングにこれも新曲の『Jewelry Wonderland』が入っているようです。
ここの絵は、止め絵とキャッツアイのあれみたいな感じだったんですけど、そういうものなんだと思って見ていました。
が、この絵で放送したという事より、演出と取れる所もあるし時間がないと取れる所もある、という中途半端さ感じさせるのが良くないかな、と思います。
そこが、せっかくI-1clubの新曲の初だしなのに、いまいち入り込めない一番の原因だと自分は感じています。
ただ自分は、影絵みたいなのがCGぽかったので、I-1clubもCGのモデリングあるのかな!?とか、モーションキャプチャー誰がするんだろ、とかそういう楽しみの方が勝っていました。
だから、そういうものなんだと思ってあまり気にならなかったのかも知れません。
だって、I-1club最高やん
君とプログレスもっと聞きたい
速志歩がなりたかったもの
で、そのI-1club新曲をダンス練習するランガちゃん。
新曲をすぐ練習するなんて、かなりの熱の入れようだと思いました。
あっちゃんに「アイドルになるというのは本気なのか」と聞かれて「まゆしぃみたいになりたい」と答えるはやまる。
ここで速志歩は「アイドルになりたい」ではなく、「島田真夢になりたい」と答えるのだ。
速志歩は島田真夢を知らなければアイドルになりたいとは思わなかったかも知れない。
島田真夢は、アイドルではなく人間なのだ。
つまり、島田真夢は島田真夢である。
速志歩は、アイドルではなく何者か、つまり速志歩そのものになりたいのかも知れない。
今は、何者にもなれていない自分自身に少し苛立ちを覚えているのかも知れない。
それはあの日の誰か、のようでもある。
人を好きになるのに理由などない。
だから、きっかけなんて何でもいい。
リップを拾ってもらった事でも、東京ドームでライブを見た事でも、Youtubeで動画を見た事でも、なんでもいい。
誰かを好きになることで、自分をもっと好きになれれば。
アイドルは自分を好きになるための、きっかけに過ぎないのかも知れない。
そう、速志歩が自分を幸せにするためのきっかけは、自分を幸せにしたいと言った島田真夢その人だったのだ。
島田真夢は自分を幸せにし、身近な人をも幸せにし始めているのかも知れません。
前回、島田真夢と岡本未夕と片山実波がバスケの練習をしていた公園で、ランガちゃんがオーディションの話をする。
I-1clubの募集や、グリーンリーブズの募集はないようだ。
仙台にはいくつかタレント事務所があるようだが、もう、WUGちゃんの所属するグリーンリーブズに行っちゃえばいいと思う。
若気の至りで。
はやまるただのオタクやんw
「夢みるふたり」やっぱ木曜21時やん!
ということは、あのシーンはパジャマ?やな。OKOK
ミツキとヨウコ
監督やプロデューサーが言うように、もうすっかりミツキとヨウコだな
岩崎志保が、自分の絵を使って欲しいと言って、島田真夢もそれを賛成。
この、岩崎志保が島田真夢をモデルに絵を書くシーン凄くいい。
言葉少なな二人の会話もとてもいいね。
岩崎志保も結構楽しいって言ってるし、これで岩崎志保の趣味が絵になったとしたら、その一点のみでも新章をやった意味があるほどの最高な事なんだけど。
ここで使われてるフューチャベースぽいBGMも好き。
新章で良く使われてるね。
ネクストストーム
ネクストストームいいよねえ
新曲出して欲しい!
新曲!新曲!
WUGフェス2017も超楽しみにしてる
それぞれのソロ曲も欲しいし、岩崎志保抜きの3人曲も欲しい
むしろ、福岡DRUM Be-1とかで単独ライブして欲しい
岩崎志保、いい顔だ
やっぱ、ネクストストームなんだよな
I-1club
新章どーもねーがないのなんで
I-1clubが大変な事になってきてる最中ですが、鈴木玲奈と小早川ティナが結構しゃべってくれて嬉しい。
I-1シアターは当初、2014年のふれあいプロジェクトから47都道府県にオープンさせて行ったという事だったと思うのですが、それらを閉めて、なおかつ主要シアターも吸収や休館が相次いでる非常事態だ、という風に自分は受け取りました。
だとしたら、かなりやばい。
2014年当初は、紅白、レコード大賞、東京ドーム公演と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった訳で、2017年現在の状況はそうとう時代の流れを感じる非常事態です。
このあたり、WUGpediaならぬ、I-1pediaならぬ、I-1club側の物語でちゃんと公式的に深く描いて欲しい所ですね。
第1期の頃から言っていましたが、マジで、公式的にやってほしいです!
I-1club側の物語たのみます。
ドラマも佳境やで、かなり面白くなってくきてる。
まじでこのドラマ、テレビでやらねえかなあ
脚本家さん、こういう方が得意なんじゃないかと思っちゃうほど
もちろん、わぐばん新章にはありますよね
島田真夢の「おでこだせえ」と「あかるくなれえ」がツボ。
他の地方シアターも閉める噂があって、博多もと心配する岩崎志保。
岩崎志保にとっては、まだまだ出来てない事、やり残した事がたくさんあるだろうし、何より、I-3からネクストストームに移った3人の事が一番気がかりだろう。
これからどうなるかわからないけど、なんとかなって欲しい。
こういった事態に陥っても、自分たちファンとしては応援する事しか出来ないというのが、かなり辛い所だ。
でも自分は絶対、憂いたり可哀想だと思ったりしない。
本人たちの方が何百万倍も頑張ってるのは明らかだし、まだまだやれる事があるはずだから。
それは自分も同じだから。
この辺りの演出好き
ある意味、二人が向かい合ってるようにも見える
NGを出さないと言った岩崎志保が、ラストの重要なシーンで失敗。
博多の事や、I-1clubの事、役の事、様々な想いを整理できていないのだと思われる。
ここから続く二人のシーンが非常に重要で興味深く、とても面白かった。
岩崎志保と島田真夢との関係性の暗喩が散りばめられてると思ってる。
岩崎志保と島田真夢
「もうすぐクランクアップだね」
「そうね」
「志保、なんか大丈夫?」
岩崎志保
「ミツキの気持ちがね、掴みきれなくなって来ちゃって、、今更なんだけど」
「ミツキは、ヨウコと五十嵐君が両思いだって知って身を引くでしょ、そして最後は笑ってヨウコを祝福する」
「私ならきっと笑えない」
「親友のために好きな人を諦めるって良くある話だけど」
「自分の気持ちを犠牲にして笑えるなんて、綺麗事だと思うの」
島田真夢
「犠牲なのかな、、」
「ヨウコも、ミツキが彼を好きだって分かった時、自分の気持ちを隠したけど私は犠牲だと思わなかった」
「お互い相手が大切で、幸せになって欲しいだけなんじゃないかな」
「なんてね」
「私も良く分かんないんだけど」
岩崎志保は、自分の気持ちがわからなくなったと言う。
自分の気持ちを犠牲にして笑えるなんて、綺麗事だ、と。
同じアイドルとして、アイドルそのものが大好きだった岩崎志保と島田真夢。
I-1club時代、岩崎志保の元から島田真夢が去った時、「勝ち逃げは許さない」と怒りをあらわにした岩崎志保。
岩崎志保は自分が勝ったとは全く思っておらず、島田真夢こそがアイドルだと認めていたように思う。
まさに、五十嵐くんをアイドルそのものの暗喩として考えた時、ヨウコとミツキの関係性は、岩崎志保が想う、島田真夢と岩崎志保の関係性そのものに見えたのかもしれない。
島田真夢は、答える。
犠牲なのかな、と。
ヨウコも、ミツキが彼を好きだって分かった時、自分の気持ちを隠したけど私は犠牲だと思わなかった、と。
お互い相手が大切で、幸せになって欲しいだけなんじゃないかな、と。
ここ、解釈がすごく難しいんですけど、たぶん島田真夢は物事をもっと広く見ているんだと思う。
岩崎志保は、島田真夢との関係性の中で自分の気持ちを見ている。
でも、島田真夢はもっと大きな視点から岩崎志保との関係性を見ている。
つまり島田真夢は、自分は犠牲になったんじゃないし、可哀想じゃないし、アイドルも大好きだし、岩崎志保にも幸せになって欲しいし、自分も幸せになるし、身近な人を幸せにするし、多くの人を幸せにする、と言っているのだ。と、思う。
拡大解釈すぎるかもしれないけど。
でも、それが答えなのかまだ自分でも分かっていない。
だから、「私も良くわかんないんだけど」と言うんだ。
自分にはこのシーンが岩崎志保の一方的な気持ちの表現にも見えて、もっと言うと、一種の告白のように思えます。
一方、島田真夢は夢を語ってる。
島田真夢の答えを聞いた岩崎志保は、いや、結局、ここでもちゃんと答えを聞く事ができなかった岩崎志保は、うーん、それは、少し寂しい事なのかも知れないけど、でも、だからこそ、やっぱ島田真夢は島田真夢だったんだ、と思ったんじゃないだろうか。
出会った頃から全然変わってないな、と。
だからこそ、あの日の別れから今までの関係性を保つ事ができ、なおかつ、これからも新しい場所に向かう事が出来るかも知れない、と思ったのかも知れません。
だからこそ、島田真夢が言う「お互いが大切だ」という言葉は、岩崎志保にとっては信じるに値する言葉だったんだと思います。
あの頃も、そうだったと確信できたのかも知れません。
「大丈夫だよ」
「幸せになってね」
岩崎志保はドラマ同様、失恋したのだと思う。
でもだからこそやっとここから、やっと、ここからスタートすると言ってもいい。
これからもアイドルで居続ける事は当然、島田真夢との関係性も別次元へと向かわざるを得ません。
それこそ、自分こそが変わる必要がある、と感じたのかも知れません。
夢みるふたりは同じ夢を見てる、と言っておいて実は、違う夢を見ていた、という悲しくも未来あるお話なのかなと自分は感じました。
いやいや面白い。
ほんと、もっと考えられるかも知れないし、別の考え方もいっぱいできるかも知れないけど、底がなくなるのでここまでにします。笑
いやまあ、自分は島田真夢も変わるべきだと思っていますが、話が長くなるので、やっぱりここまでに。笑
ドラマパート、最高に面白かった。
自分が新章を見てて心底嬉しかった事の一つが、岩崎志保の絵です。
岩崎志保に、絵を描くという奇跡を与えてくださって、ありがとうございます。
岩崎志保と島田真夢のドラマ終わりの会話も、すごくいいですよね。
もっと聞いてたかったです。
脚本家さんは、やっぱり絶対、こういう人間ドラマ得意なんじゃないかなと思う。
最後に
最後の方は手作り感満載のWUGちゃんバスツアー開催のお知らせと、Vドルにも動きが。
ちょっと詰め込みすぎな気がしなくもないですが、5話、ドラマパートが最高に面白かったから大満足です。
止め絵がどうこう作画がどうこうは円盤で修正してくれれば自分は何の問題もないけど(本当は最初から完成形を見たいのは当然だけど)、作り込みの中途半端さは全く擁護できないので、ちゃんとして下さい。
自分はアニメ作成の何を知ってるわけではないですが、そんな自分でも作り込みの甘さが目に余る時があるのは事実です。
WUG新章、面白いのは絶対間違いないので、それをしっかり表現して欲しいと思っています。
本当に、本当に、楽しみにしてるんです。
お願いします。
劇中と同じで応援する事しか出来ないのが辛い所ですが、これからも応援する事しか出来ないので、これからも応援しています。
以上が第5話の感想になります。
乱文長文、最後まで読んで下さってありがとうございました。
新章スタッフのみなさま、演者の皆さま、素敵なアニメーションをありがとうございます。
次は第6話の感想になります!
To Be Continued!
■前回、第4話の感想はこちらです。
※引用画像は全て感想・批評・レビュー目的で掲載させて頂いております。
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