【WUG】オーディオブック「小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿【第一章 必要とされること 実波】」の感想。

 

公開日:2015年8月2日

 

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WUGの登場人物である片山実波(かたやまみなみ)の物語を、声優の田中美海(たなかみなみ)さんが朗読されたオーディオブック「小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿【第一章 必要とされること 実波】」の感想を書きました。

「Wake Up, Girls!」とは、七人のアイドルが繋ぐ群像物語。

主人公、地方出身七人のアイドルと地元地域の人たちやファン、関係者やスタッフ、東京のトップアイドル組織などとも織り成す、現実をも巻き込む、群像物語です。

その、Wake Up, Girls!(ウエィクアップガールズ(通称WUG(ワグ)))という劇場、及びテレビアニメーションプロジェクトの一環として発表されている小説版「Wake Up, Girls! それぞれの姿」。

小説版は、劇場版からテレビ版にまたがる登場人物達の気持ちや、さらにそれ以前、WUG前日談の物語が綴られています。

その小説版の物語を、それぞれの登場人物に実際に声をあてている声優さんが朗読をするオーディオブックが発売されました。

今回はその、オーディオブック「小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿」の片山実波の物語、「第一章 必要とされること 実波」の感想を書いてみました。

今後ゆっくりになりますが、第一章から第七章までの感想をアップして行きます。

 

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第一章 必要とされること 実波

とにかく私は、毎日毎日、ロウソクの前で歌い続けていた。

空に浮かぶ星に声が届くようにって願いながら、

オーディオブック「小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿」 第一章 必要とされること 実波より引用。

片山実波は、宮城県石巻市内の仮設住宅で暮らす14歳の中学3年生。自身が大好きな民謡の地方大会で優勝した所を、現事務所社長の丹下にスカウトされ、WakeUp,Girls!に加入しました。

このオーディオブックでは、片山実波がどうして民謡を始めたのかや、仮設住宅での民謡仲間、磯川のおばあちゃん達との繋がりが分かりやすく語られています。

人は誰が為に歌うのか

テレビ版第03話「一番優しく」で、とある事件が起こり、片山実波は大切なWUGのライブを蹴ってまで磯川のおばあちゃんに会いに行くという行動をします。社長の丹下はその行動を即許すのですが、これは丹下が、磯川のおばあちゃん達と民謡大会「東北うた自慢」の時に会っていた事によって、少なからず、その関係性を知っていたからかも知れませんね。

僕は、片山実波が磯川のおばあちゃんに会いに行ったのは、歌えなくなったからだと感じています。物事がうまく行かなくて楽しくない時は行動(練習)するしかないけど、根本的な問題を認識したとき人は怖くて震えて動けなくなる。そんな時は誰かに助けてもらいに行くか誰かに助けてくれと意思表示するしかない。最初からアイドルを志していた訳ではない片山実波だからこそ迷いなく取れた行動なのかも知れませんが、片山実波も丹下社長もベストな判断だったと思います。

ここで、「何してるの早くライブに来なさい」などと言ってベタな展開に持っていかなかった事が、丹下社長もこの物語の一部であることを印象付け、さらに物語を深くしています。

片山実波や丹下社長がもし最初からライブを優先していたら、それはもう、Wake Up, Girls!では無い。昔、成人式に出たかったアイドルの方が仕事で出られなかったという話を思い出していました。僕は、絶対に出席させてあげるべきだったと思います。というかそういう、成人式に出る側の物語を紡ぐべきだったと思います。

人は誰が為に歌うのか、という問いに真正面から向き合ったTVアニメWakeUp,Girls!第03話「一番優しく」。\うんめーにゃー/も飛び出す心温まる回になっています。アニメもすごく面白いので未視聴の方は是非。その際は初代劇場版「七人のアイドル」からテレビ版第01話〜第12話という流れで見てくださいね。絶対。

声優 田中美海さんの素晴らしさ

そのWakeUp,Girls!、実は結成直後は6人体制でした。

そこに、日本を統べるトップアイドルグループ「I-1club(アイワンクラブ)」のセンターだった島田真夢(しまだまゆ)が加入し片山実波はセンターを譲る形に。

インディーズデビュー曲「タチアガレ!」のソロ部分を担当していた片山実波は、島田真夢が歌うことになった為に自身がソロを歌えなくなったことを一言だけ言葉にしています。何度もブログに書いていますが、僕はこの片山実波がうまく言葉に出来なかった想い達をすべて、片山実波役の声優、田中美海さんが現実で救っているのだと感じていました。

いつも素人目線の、俺様目線でしかモノを語れなくて本当に申し訳ないのだけれど、このオーディオブックでも田中美海さんの声は終始とても安定していて聴きやすいです。喉が強いのか息が安定しているのか、勝手にコンプレッサーのエフェクトがかかってる人力コンプみたいな感じで、すごく聴きやすい。だからこそ、内容的にもっと波やメリハリがある物語でも良かったんじゃないかとも少し感じたりしました。

オーディオブックは朗読というか、片山実波本人が話しているそのままなんですよね。ビックリするぐらい。普通にみにゃみがちゃんと自分で話してくれているんです。中の人(田中さん)の顔が全然前に出てこなくて物語に没頭出来ます。ある意味、何を歌っても田中美海さんになってしまうという、その超王道超レア声が本当に素晴らしいです。ポテンシャルの高さが当然の様に思われていて逆に、あんまり言及されていないかも知れませんので、この場を借りて勝手にちゃんと書いておきます。

あなたは素晴らしい。

ライブなどでしか体験したことはないですが、このオーディオブックを聴いたり、諸々拝見し勝手にエンターテイメントの申し子だと、そう感じております。

常に要求レベルが高く設定されて大変だろうけど、それが運命や使命というものなんだ、という事を僕は田中さんの活躍から知ることが出来ました。

つまり、うんめーにゃも運命にゃったんだな、と。

みにゃみ≒みなみ

あと、自分個人的になんですが、”みにゃみ”というニックネームにあんまり親近感がなくて(何となく言いにくくてさ)、2,3年たったらメンバーのみんなも普通に”みなみ”って呼んでるんじゃないかなと思ったりしています。だから、という訳じゃないけど、菊間夏夜はもうそろそろ”みなみ”呼びでもいいんじゃないかって思ったりする。だけど、林田藍里が”みにゃみ”って呼ぶのは好き。

やっぱり、17歳の片山実波とか22歳の片山実波とか40歳の片山実波とか見てみたいんです。田中さんなら完璧に演じて下さると確信してる。多分40歳の片山実波は丹下社長みたいになってるんじゃないかなって、そんな風に思ったりもしています。いや、ある意味でWUGで夢を叶えたようなものだからずっと現役なのかも知れませんね。

続劇場版「青春の影」の主題歌「少女交響曲」で片山実波はセンターのポジション。映画内でも、かなりフューチャーされそうな雰囲気なので、とても楽しみにしています。

あと、その続劇場版「青春の影」主題歌の「少女交響曲」2番Bメロの片山実波ソロ、めちゃくちゃかっこいいです。

アイドルとはと聞かれて、「人に必要とされる人」だと答えた片山実波は、どんな風に成長して、また、どんな風に僕たちを驚かしてくれるのでしょう。

今はただ、早く続劇場版がみたいだけの毎日です。

●第二章 岡本未夕の物語。
小説版 Wake Up, Girls! それぞれの姿【第二章 お姫様になるために 未夕】」の感想はこちら。

●オーディオブック「小説版 Wake Up Girls! それぞれの姿」公式サイト
http://www.febe.jp/documents/special/wakeupgirls/

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●Wake Up, Girls!(WUG)の感想を書いています。
【ネタバレ注意】希望のかけらと、その物語。Wake Up, Girls!(WUG)とは何だったのか。

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●Wake Up, Girls!公式ポータルサイト 
http://wug-portal.jp/ 

●Wake Up, Girls!公式Twitter 
https://twitter.com/wakeupgirls_PR 

●Wake Up, Girls!公式ブログ 
http://ameblo.jp/wakeupgirls/ 

●Wake Up, Girls!オフィシャルファンクラブ 
http://wug-fc.jp/ 

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