たまこまーけっと12話最終回まで見た感想です。

 

公開日:2013年3月29日

 

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たまこまーけっと (1) [Blu-ray]


たまこまーけっと12話最終回含んでのたまこまーけっと視聴を終えての感想です。


とても面白かったし、ほんと、終わってほしくなかったです。
僕はこの作品、大好きです。

2期とかあればいいなと、とても期待しています。

続きに感想を、いろいろ書いてみました。
ちょっと長くなってしまいましたが、お時間のある時にでも、是非。



<ネタバレ注意>
ネタバレしている箇所があるので、未視聴の方は気をつけてください。
ネタバレなど気になる方は、絶対に続きを読まないで下さいね。

 

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●たまこまーけっと公式サイト
http://tamakomarket.com/

●たまこまーけっと公式twitter
https://twitter.com/tamakomarket

●バンダイチャンネル たまこまーけっと
http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=3545

●TBSオンデマンド たまこまーけっと
http://tod.tbs.co.jp/item/2863/


僕はこの作品を、たまこが、ある時は眼鏡を、ある時は髪留めを装備し、バトンを武器に、おもちを心に、妖精デラを従え、人々を救う日常系路地裏ファンタジーだと勝手に理解してて、その勢いで、いつか世界をも救うのではないかと、勝手に思っています。


とにかく、そのファンタジーの中に眩しいほどの現実をいくつか散りばめて、例えばそれは、言葉に出来ない、言い表せない気持ちとか、生命力溢れる景色だとか、そういうものだと思うんですけど、するとその現実がすごくリアルに浮き上がって見えて、

それこそが、僕に引っ掛かりを持たせ、こんなにも引きつけられたのではないか、と今は感じています。



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時空を越え一つのシンボルが完成を迎えた結果、新たな武器であるメダルを手に入れ、空を仰ぎ、次の時空へと旅立とうとするたまこはいったいどうなってしまうのでしょう。


そもそも、すでにたまこは商店街を(もち蔵をも)手に入れており、チョイちゃんとの家族の盃も交わし、


実はチョイちゃん自身の首にもホクロがあって、お妃は自分であって欲しいがとんでも無いと、王子もたまこではなく、チョイちゃんとデラを迎えに来たのだった訳で、

逆にチョイちゃんの首にホクロがなく、それが悲しいからこそ、自身が認める素敵な人をお妃にするべく翻弄しているのかも知れませんが、


まあ、そこら辺りの真実は誰にも分かりませんが、ともかく、モチマッジィ家をも手に納めたも同然の今、たまこはいったい何を手に入れようとしているのでしょうか。



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それは、僕たちなのではないか、と思うわけです。


つまり、僕たちこちら側の世界に、大好きな自分たちの世界を見て欲しかったのかも知れない、と思うのです。

私たちがいる世界は、不器用で足りないものばかりだが、それでも、こんなにも素敵なのだ、と。


見覚えはありませんか、と。



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たまこまーけっと (1) [Blu-ray]


泣き叫ぶような物語とか衝撃的な展開とかは必ずしもたまこまーけっとじゃなくてもいいわけで、ようするにたまこに求められてるのは、自らの感情を抑えつつ、僕らも含む、周りの人の感情を際立出せる事で、それぞれが自分を取り戻し、最終的に自らの世界を救おうとしているのだと僕は思ってて、


それはつまり、影のヒーローであり、デラはお供であり(デラちゃん最後は真のヒーローのようでしたが)、それはつまり、最初に発表された浮いている一枚絵のような魔法少女と妖精であり、簡単に言うと、朝か夕方かゴールデンにやるべき。


なので、たまこは、エンドロールで言う所の最初に名前が来るタイプの人物ではなく、本当は一番最後に名前が来るようなタイプの人物のような気が今はしています。


その際、一番最初に名前が来るのは、もちろん僕たち視聴者です。

もしくは、デラちゃん(覚醒時)。



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何故そう思うのかというと、たまこはずっと笑ってたけど、僕はその都度泣いてしまったから。


たまこが泣かなければいけなかった時や、気がつかなければいけなかった時に限って、いつもそうしなかったのは、たまこは持ってる魔法を全部を使う必要なんてどこにも無かったからで、いや、もしかすると、使えなくなってしまったのかもしれませんが、


でも、そもそも、周りにいる人たちも、僕たちも持ってるはずで、

それを、分かって欲しかったのかな、と。


ようするに、最後たまこが語ったように、私はみんながいるからこそなんだ、と。

みんながいてくれて良かった、ということの現れなのかと。



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そう思うと、最初から最後まで、終始たまこには日常しかなかったんだな、と思います。

誰が何を言おうと、何があろうと、私はあなたとここにいるのだ、と。

この、絶対的肯定感と言えばいいのか、もちろん周りの人が居てこそなんですけど、その自分の居場所に対する絶対的な肯定感が、僕をとても安心させ、見ててとても幸せな気持ちにさせられたというのもこの物語に惹かれた理由のうちの一つかも知れません。


非日常ファンタジー側の象徴、デラちゃんも早々に手中に収められ、最終回では真のヒーローとして覚醒するに至り、危なくチョイちゃんまでたまこの日常に収められそうになっており、それに気がついた王子が早々に退散を決断している所からも、たまこの、その影のヒーローぶりが垣間見られるのではないか、と思います。



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ファンタジーと現実、非日常と日常が入り乱れているのは、例えば、古くはかぐや姫だとか、昔のドラマや、宮崎駿監督、藤子不二雄先生の作品もそうだし、となりのトトロや耳をすませば、ドラえもん、おばQ、うる星やつらとか、大昔から幅広く親しまれてきた題材だと思います。


各監督の作品と同じように、この作品も古いモノの焼き直しではなく、新しいモノへの挑戦だと僕には見えます。


難しいことは分かりませんが、キャラクターの可愛さだったり、愛嬌のある動きだったり、それこそ景色や、声や演技や音楽、全体的な雰囲気から僕はそう感じます。


とにかく、山田監督始め、京都アニメーションは自らを新しくしよう、次の段階へ持って行こうとしてるというか、たまこまーけっとのようなオリジナル作品をやったり、話毎いろんな人が演出したりするということは、いろいろ挑戦しているということなんだと思うし、それが僕には非常に好感が持てるし、これからも応援したいと思っています。


例えば、スピンオフでスペシャル特番や、たまこ達の日常と僕たちの日常が重なる舞台劇、朗読劇をやったりしても、僕はすごく楽しみに感じると思います。



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そういや、完全に僕の好みなんであれですが、描写的に、もっともっとファンタジー寄りでも良かったな、とも思ったりしています。


それこそ、初めて示された公式一枚絵の印象もあって、たまこが飛んだりする描写が時折挟まれるような、いきなりどこか別の空間に降り立ってしまう描写が挟まれるような、そんなイメージの作品なのかな、と思ってたのもあって。

だからでしょうか、日常の象徴であるたまこが、OPとか学園祭とかは別世界に飛んだみたいで、見てて非常に楽しかったです。



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僕は好きな作品を何回も何回もみるくせがあって、この作品も作業中に流していることがよくあります。


それを聞いていると、終始会話劇に徹していたというか、声優さんの芝居を聞いているだけで楽しめるということも素敵な点だと思いました。

OPEDも良かったし、BGMの良さもほんと際立ってる。本当すごくいい。役者の方の声とか歌とかすごく好きだ。


そういった音の部分も本当に良くて、ファーストフード的ではなく、OP〜本編〜EDまで毎週どっしり、うさぎ山商店街に浸かってたなあという感じです。



(」・ิω・ิ)」 <おいでさあみんなああああああああああ



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ただ、1クールだと短すぎて、伝わりにくい面もあったのではないか、と思います。


視聴者にとって、たまこと商店街との歴史を共有しずらくて、うまく物語に寄り添えなかったかも知れなく、物足りないと感じるかも知れないな、と。


だからこそ、1期の12話も使いつつ、その間を埋める形で、たまこの家族回とか、各キャラの掘り下げだとか、たまこを介しない各キャラの関係性の話だとか、或いは、ラジオ内でやってるWEBドラマのたまこと史織さんが仲良くなる過程だとか、先輩とのエピソードとか、チャイちゃんチョイ飲んだののくだりとか絶対やって欲しいし、そういうのを間に入れながら、1年ぐらいで実際の季節を感じながら、たまこ達の世界を見たいなと思いました。


歴史を感じたいぐらい、僕はこの作品が好きです。



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いつか、たまこ達みんなで、遠足にいったり、水族館にいったり、動物園にいったりもしてほしいなあ。


個人的には、やっぱり、たまこやみんなが絡む、過去からの家族回を、山田監督の見せ方で、2時間まるまるとかやってほしいとも思うんです。


そうは思うんですけど、たまこにとってはそれこそが、つまり、お母さんの事がすべての中心で始まりかもしれないし、商店街が賑わっていて欲しい理由もそこにあると思うんですけど、でもだからこそ、自身をすべて肯定する意味でもやって欲しいと思ったり。


やらないほうがいいというのも分からないでもないし、そこを見せないからこそのたまこまーけっとかもしれない訳で、でもたまこまーけっとチームなら、その雰囲気を壊さず丁寧にやってくれるのではないか、と思ったりしています。

いやいや、やっぱりないほうがいいのか、もう、あの足の描写で十分なんですよね、そうなんですよ。

いやいやいや、でもやっぱり見たいかな。



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たまこは自分を肯定し続けていて、それが自身と周りの幸せに繋がってるんだと思うんですけど、でも一番は、お前はここにいていいんだ、お前はここにいろ、と誰かに肯定してもらうことだと思うんです。


暗黒面に落ちようが、影のヒーローだろうが、天使だろうが悪魔だろうが何だろうが、僕は、たまこは救われるべきだと思っています。


で、それをある意味最終話で、デラちゃんが商店街に戻ってくるということで、他者からの肯定感を出してるのかな、と思ったんです。


でも僕は、それを超える他者からの肯定感でたまこを救って欲しい訳です。

つまり、もち蔵に、俺とここにいろ、と言ってほしいんです僕は。


むしろ、そこから始まったっていい。


でも、これ、たまこまーけっとじゃなくなってしまうような、そんな気もする。

なので、たまこまーけっとは、その辺りの年代まで物語を続けて頂いて、もち蔵が言葉を発する直前で終わるとか、なんかそんなのがいいな。僕の好みで超勝手に言ってますが。

あと、年末のドタバタとかも、リアル年末に特番とかで見てみたいですし、なんせ、一緒に歴史を感じたいな、と。


つまり、

9:00〜 たまこまーけっと、とか
17:00〜 たまこまーけっと、とか
19:30〜 たまこまーけっと、とか全然ありだろ、と。


いや、もしかすると、土曜日22:00〜とか23:00〜とかの方がいいのかも。



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という訳で、是非、2期を願うところであります。


なんせたまこは可愛いかったし、みどりちゃんは熱かったし、かんなちゃんは上手かったし、史織さんは声も綺麗すぎたし、チョイちゃんは弾けてたし、あんこはいろいろありだったし、脇を固める役者さんの安定感があってこそだったし、絵も挑戦的だったし、OPEDも素敵だったし、BGMも素晴らしかったし、脚本演出陣の繊細さも際立ってるし、山田監督のバランス感覚も相変わらず素晴らしかったんだけど、何よりも一番可愛いかったのは、もち蔵だと思う。



あと最後に、一番好きなシーンを上げておくと、OP全般、EDの髪降ろしたまこ、1話の夕日ジャンプ、2話のみどりデラ走り、3話の史織はにかみ、4話の照れあんこ、5話のかなづちたまこ、6話の椅子デラ、7話のチョイ尻、8話のグッドかんな、9話の父母、10話の学園祭、11話の地団駄たまこを抑え、見事1位に輝いたのは、最終話チョイちゃんが「申し訳有りません!」って言った瞬間の、デラちゃんの変なポーズに決定しました。



という訳で、暴走勝手満載申し訳ありませんでした。
長々と最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


山田監督始め、スタッフの皆様、役者の皆様、関係者の皆様、本当に素敵なアニメーションをありがとうございました。


終始、楽しく幸せでした。

明日からも、がんばれそうです。


<追記>映画『たまこラブストーリー』2014年4月26日全国ロードショー!

映画『たまこラブストーリー』主題歌 「プリンシプル」
映画『たまこラブストーリー』主題歌 「プリンシプル」

●「たまこラブストーリー」公式サイト
http://tamakolovestory.com/
●「たまこラブストーリー」公式Twitter
https://twitter.com/tamakolovestory

楽しみすぎてやばい。

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  1. ピンバック: 空色きゃんでぃ

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