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【ネタバレ注意】舞台「百年の虎独2017」猫チームを観に行ってきたよ!

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百年の虎独2017

 

舞台「百年の虎独2017」猫チームを観に行ってきました。

きっかけは、今年初めに見た「舞台 Wake Up. Girls! 青葉の記録」で相沢菜野花役をされていた水原ゆきさんがとても素敵で、別作品でも観てみたかったからです。

百年の虎独、終始とっても心に残る舞台作品でした。

個人的な感想など、色々書いてみたいと思います。

 


<ネタバレ注意>
続きに、舞台「百年の虎独2017」のネタバレがあります。あまり内容には触れていませんが、それでも内容を知りたくないという方、ネタバレされたくないという方などは、絶対に続きを見ないでくださいね!

 

 

 

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舞台「百年の虎独2017」の感想。

 

作品概要

 

■舞台「百年の虎独2017」公式サイト
http://legsloins.co.jp/news/2017/07/post-18.php

■L&L Inc.公式サイト
http://legsloins.co.jp/

■L&L Inc./劇団居酒屋ベースボール公式Twitter
https://twitter.com/gekidan_izabell

 

ミシエル・カーラーの独創的な世界観で、ある少女が落ちてしまった穴から這い上がる姿を描くファンタジー作品。

孤独たちが少女と紡ぐ、静かな夜明けの物語。

2014年、2015年に上演され大好評を博した作品が【チーム虎】×【チーム猫】のダブルキャストで再演決定。

 

■唐橋充×宮下貴浩 
「百年の虎独 2017」

【脚本】
ミシエル・カーラー

【演出】 
ミシエル・カーラー×宮下貴浩

【虎×猫 Wキャスト】

【虎】
紗綾さん、宮下貴浩さん、坊屋たいとさん、イマニヤスヒサさん、家守健斗さん、綱島恵里香さん、小玉百夏さん、たしろさやかさん

【猫】
水原ゆきさん、宮下貴浩さん、中村隆太さん、伊藤真さん、鳥こぼしさん、江藤彩也香さん、楠世蓮さん、天野美咲さん

【公演期間】
2017年9月1日(金)~9月10日(日)

【公演場所】
下北沢GEKI 地下リバティ

 

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少女と孤独と僕と

 

下北沢には、新海誠監督の「ほしのこえ」再上演をトリウッドに観に行って以来です。

駅を降りて、下北沢GEKI地下リバティへ向かうとすぐに人の行列が見えました。

それほど舞台を観ている訳では無いので、地下リバティも初めてです。

「孤独」がテーマの作品なのかな、とか考えながら一人でここに来ましたが、大勢のお客様と観覧できることにとってもワクワクしていました。

劇場は超満員。

小屋の雰囲気も、殺伐とした舞台セットも素敵で、少々早すぎますが笑、まず、来てよかったと思いました。

 

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導入部といいますか、オープニングから大好きな感じで嬉しかったです。

水原ゆきさん、めっちゃ雰囲気あるなあって、なぜか少し泣けました。

「Wake Up. Girls! 青葉の記録」でも難しい役なのに雰囲気があって、役者然としているというよりか、今回も水原ゆきここにありという感じがしてかっこよかったです。

 

白い服を来た人たちがたくさん出てきて、ずっと病院の患者さんかと思っていたのですが、物語が進むにつれて色々分かってきたり、よく分からなかったり、ミスリードされたりして、そんな物語もすごく楽しめました。

難しい事は分からないのですが、物語的にも、演出的にも、脚本的にも、すごく自分の好きな感じだったので、本当に楽しかったです。

 

自分、水原さんの声も好きで、それも役に凄く合っていたと感じました。

衣装も似合ってたし、〇〇〇も美しく炸裂してた笑。

前回、2015ではこだま役だったとのことで、それも観たかったです。

それがあっての今回だと思うので、少女とこだまの二人の感じがすごく泣けたし、いや、全体的に凄く泣けてしまって。

特に最後の、”救い”と言っていいのか分かりませんが、それが、自分も救われた気がして、少女、よかったなあああって涙。

 

思い出たちに拒絶?されるところも凄く良くて、真に迫る何かがありました。

少女が舞台からいなくなっても、終始、その存在が気になるというか、少女自体が自分の思い出となってしまって、早く出てこないかなとか、やもりさんか誰かさんみたいに俺も恋をしちゃったのかなとか、そんな風に感じられる所もすごく面白かったです。

 

客席まで全部ちゃんと届いていたと思います。

それは、孤独そのもの、だったのかも知れないけど、それも水原さんの一部なのかも知れないな、とそんなことを思っていました。

 

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最初はオープニングの感じのまま進むのかなと思っていたのですが、中村隆太さん、伊藤真さん、鳥こぼしさんのトリオが出てきてから雰囲気がガラッと変わって、終始、笑ってしまいました。笑笑笑

もう、すごいんですよ。

もちろん、3人のみなさんを今回の舞台で初めて観たのですが、この世界にはどんだけ凄い役者さんがおんねんっちゅうぐらいで。

今回の舞台はなんかすごくセリフが多くて、セリフ回しとか凄くて、全く休む暇が無い感じで。

でも、客席までガンガンに伝わってくるし、かといって物語をないがしろにしてる訳じゃなくストーリーも進行して、なおかつそれが面白かったり泣けたりするんで、感動しか無い。

いや、感謝しか無い、と言った方がいいかも知れない。

 

 

天野美咲さんの妖艶な感じも素敵だったし途中途中のはっちゃけ具合も圧倒された笑。

最後の種明かしも粋だったし、なんか凄く素敵だった。

声も通ってたし、声自体もすごくいい声に感じていました。

それが客席からでもすごく分かるぐらいだったので、最後のアフタートークでもありましたが、日々の鍛錬はこういうところに効いてくるのだなあ、と納得したりしていました。

 

江藤彩也香さんみたいな看護婦さんが本当にいたら、ほんとやべえなあ、と思いました。

看護婦さんは難しい役だったんじゃないかと思いましたが、いや、みなさんそうだと思うのですが、看護婦さんはいわゆるこっち側?あっち側?のキーの人だと感じたので、安定的にそういう役回りをしてくれてて、観ている方としてもなるほどなるほど、と、気がつく場面も多かったし、分かりやすくて凄く良かったと思いました。

当日、お誕生日だったそうで、自分も孤独に生きております為、中々そういう機会に恵まれないので、おめでとうございます。が出来てよかったです。

ありがとうございます。

とっても、幸せな気持ちになれました。

 

楠世蓮さんの役、めちゃくちゃ面白い役でした。

こだまさんは、これもまた難しい役だったと思うんですけど、いや、みなさんそうだと思うのですが、面白さも格別と申しますか、

観ているほうも、物語が進むにつれて、まじか、、みたいなそういう感じになって行く中心人物だと思うので、全然うまく言えませんが、とってもよかったです。

少女との距離感や言葉の交差も、それは二人が作っているものなんだと思うんですけど、こだまさんがひっぱらなきゃいけない所もあるのだろうし、なんかそれが、凄く客席までちゃんと届いていたと僕は感じました。

一見、面白いキャラクターをそれを悟らせずに、面白いキャラクターだと提示するのはめっちゃ大変だと思うんですけど、すごく良かったなあと思いました。

 

 

宮下貴浩さんの役も面白くて、終始、物語を混乱させるような感じで、なんだか分からないところもあったり、めちゃくちゃな感じもあったりで、楽しかった笑。

宮下さんは、猫チームも虎チームも役者として出ずっぱりで、猫チームの演出もされているということでいいのでしょうか、とにかく、多彩。

アフタートークでのお話も考えさせられたり、圧倒されっぱなしでした。

 

そのアフタートークでは唐橋充さんもいらっしゃって、役者さん全員で色々お話してくださって、楽しかったです。

いい話いっぱい聞けた。

アフタートークがあるのを全く認識してなかったので、なんだか凄く得した気分でした。

ありがとうございました。

トイレはぎりぎり大丈夫でした。笑

 

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百年の虎独2017

 

舞台装置も小道具もほとんど使わずに、言葉とお芝居の応酬で、ほんと凄いものを観てしまった感じです。

セットのあの殺伐とした模様の感じが、その言葉とも絡み合ってて、そこも凄く面白いところでした。

自分個人的には、最後の最後の二人の場面が大好きでした。

自分には少女自身が猫になったかのように見えて、それがそのまま舞台のイメージイラストに繋がってるのかなと感じました。

ループとまでは言えないのかも知れませんが、この世界の大きな繋がりを観たように思えました。

 

少女が孤独の沼に落ちていくとき、最後に観たものが何だったのかは僕には分かりませんが、それこそが、少女自身を救うものであってほしいというのは凄くわかる所です。

穴から出られたとしても、そこがまた何か大きな穴の一部に過ぎなかったりするもので、生きるという事はとても残酷だと思わずにいられません。

でも、例えば、一瞬でも思い出と心を通わせることができたなら、それは救いと言っていいんだ、と言ってくれているように感じました。

 

劇中、思い出はいろんなモノやコトに宿っててそれは誰かのもので独り占めできないみたいな言葉がありましたが、違ったかな、いや、自分はそう受け取ったのですが、ほんとそれこそが思い出の気持ちいい使い方なのかも知れないな、と感じていました。

世代でずれてるからいい、みたいな言葉もありましたが、もし、そんなひとりぼっちの思い出たちを誰かと共有できるなら、僕も孤独の穴から手ぐらいは振る事ができるのかも知れません。

それに気がついた人が、大声で叫んでくれた人が、いや、小さくても少なくても言葉を届けてくれた人が、いや、それに気がつかなかったとしても、自分の意思でちゃんと手は振ったんだよ、と。

この世界から孤独が無くなることはないだろうけど、それでも、孤独だからではなく、それも自分だと、少し自分を認めてあげられるのなら、孤独たちも、思い出たちも、こだまさんも、そして猫も、少しだけ今よりは安心してくれるかなって思います。

劇中の彼ら彼女らのように、一緒に、笑ってくれるのかなって、今はそんな風に思います。

 

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舞台「百年の虎独2017」の感想は、以上になります。

手作りブローチいいなあ・・・!

関係者のみなさん、演者の皆さん、本当に素敵な舞台をありがとうございました。

また、舞台を観に行きます!

 

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