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Z会の「クロスロード」(新海誠監督作品)を見て感じたこと。

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クロスロード
Z会「クロスロード」新海誠監督公式サイトより

 

新海誠監督、田中将賀さんキャラクターデザイン、やなぎなぎさんが歌を歌われている、Z会のCM「クロスロード」が公開されていました。

最初観たときは、ぶっちゃけこれ新海監督じゃなくてもいいのではとも少し思ったのですが、何回か見ている内に、それよりも何よりもこれは自分の為のものでもあるのだと感じ始めていました。

 

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海帆は一人では乗り超えられない圧倒的な物理的距離、翔太は一人では乗り超えられない何らかとの心理的な距離があるように自分は感じました。

それを受験というきっかけを使って、もがき乗り越えようとしているのかと、自分は感じています。

 

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二人の想いが交差する場所が、Z会のテキスト上であったり、受験会場であったり、合格発表の場であったりするのかと。

最初は、二人上下に分かれていた枠も、東京に来る辺りで同じ枠の中に入り、発表の時やっと横に並ぶ。

半分だった世界が一つになって、一人では乗り越えられないことでも誰かとなら乗り越えていけるかもしれない。

それでもまだ、この物語の始まりにすぎないんだろう。

この映像の美しさはここにこそあると僕は思う。

 

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自分も、受験をしたのはしたのですが全落ちし、結局ドロップアウトして何もかもから逃げてしまった。

僕はその時、すべてが終わった気がして、本当に何もかもに疲れてしまった。

だから、コマーシャルでも何でもいいからこういうのが見たかった。

あの時、僕はこの映像が見たかった。

僕は「クロスロード」が見たかった。

「大丈夫だよ。まだ何もかもが始まったばかりなんだ。だから、絶対大丈夫だよ。」と誰かに歌って欲しかった。

だからこの映像は、今の受験生の為のものであり、と同時に昔受験生だったそんな自分の為のものでもあるのだと思います。

そう、勝手に強く感じてしまったのです。

何故なら、冒頭のモノローグで二人が語っているように、受験はきっかけでその後の人生のほうがずっとずっと長いのだから。

 

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と、まあ結局また新海監督にやられてしまった訳で、出だしのカメラの滲み具合とか、声が重なる感じとか、リズムに乗せてカットが変わる所とか、やっぱりほんと、すごくいいなと他の新海監督作品の如く繰り返し見ています。

田中将賀さん描くキャラクターも今までの新海監督作品とはまた違う感じでとても可愛らしく、そして何より、やなぎなぎさんの声ありきと思えるほど映像と歌との相性がすごくよくて、楽曲「クロスロード」早くフルで聞いてみたいです。(フルがあるらしい?です

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